無暖房住宅のモニターハウス限定3棟を募集中です
無暖房住宅の研究はスウェーデンやカナダを始め、日本では北海道や信州などを舞台に進めら
れていますが、私がご提案するのは、比較的温暖な静岡県の暮らしにあった「蒸暑地域の無暖
房住宅」です。
自然な心地よさに満たされるこの家は、中西工務店がお建てしている高性能エコ住宅をベース
に、その優れた気密性、断熱性、遮熱性をよりいっそう高めることで実現します。
北海道並みの高気密・高断熱性能(Q値1.6以下)+地熱利用換気技術。この組み合わせにより、
寒い冬でも人の体温、照明の排熱や家電製品の発生熱、そして太陽が家に注ぐ熱だけで、暖房
器具をほとんど使わず、ナチュラルな暖かさを維持することができるのです。
さらに猛暑の夏でも、北欧や北米など家づくり先進国の高遮熱技術と、無暖房住宅の特長のひ
とつである躯体蓄熱が少ないことを利用し、環境に負担をかけない微冷房で、家中どこでも快適
に過ごせます。

機械(暖房装置、発電設備など)は、多くのエネルギーや地下資源を費やして作られますし、それ
相応の導入コストがかかるとともに、耐用年数も10年程度の設計がほとんどです。しかも機械は
いつか壊れてしまいます。フィルターを交換しなければならなかったり、カビが発生したり、故障
のリスクやメンテナンスの煩わしさがいつまでも付きまといます。
これに対し、「建築的技術と施工による高性能化」は、その建物がある限り、100年以上効果を発
揮し続けます。ランニングコストも基本的にゼロです。
静岡県は四季を通して暮らしやすい地域ですが、近年は猛暑の夏が続いており、もはや亜熱帯
地域だと考えるべきでしょう。冬にしても、よく晴れた日中は暖かくなりますが、明け方にはここ沼
津でもマイナス4℃になる日も珍しくありません。
このように、だんだん住みにくくなる静岡県で快適に暮らすには、これまでのように安易に機械に
頼るのではなく、自然環境の厳しい地域で培われたレベルの高い建築・施工技術を、この地域に
あった取り入れ方をするのがスマートです。それが無暖房住宅という技術であり、私たちに家づく
りを依頼されるお客様への誠意であると信じています。

私たちが住んでいる静岡県は、春や秋はたいへん過ごしやすいところです。また四季折々、変化
に富んだ美しい景色が広がります。せっかく美しい地域に住んでいるのですから、窓を大きく開
放的に設計してみませんか。
私もいつかはリタイアし、一年中が日曜日になることを覚悟しておりますが、そんなとき窓の小さ
い閉鎖的なわが家では息が詰まることでしょう。
私たちの提案する無暖房住宅は、窓を大きくとるために、非常に高性能な窓を採用します。ダブ
ルLow-E2トリプルガラスの木製サッシまたは樹脂サッシです。私がチェックしてみて優れている
と認められるメーカーは、日本に2社、ドイツに1社、北米に2社、北欧に1社あります。お好きなデ
ザイン、機能、価格のものをご一緒に選択してまいりましょう。美しい家に美しい窓が付き、美し
い景色を眺めて暮らしていただけると思います。
もちろん、無暖房住宅の技術基準を達成し、自然な心地よさを確保した上でのことです。

ドライブなどに携行するクーラーボックスをイメージしてください。性能のよいクーラーボックスは
保冷剤を一つ入れておくだけで十分冷えているはずです。住宅も同じです。性能のよい無暖房
住宅は、ほんの少しの冷房=微冷房で家中を涼しくすることができます。
技術的な話をしますと、室温とその部屋の床・壁・天井の表面温度が一致していれば、体感温度
は室温と等しくなります。人の体温は36℃程度ですので、室温が30℃なら本来は涼しく感じるは
ずなのです。にもかかわらず暑いと感じる理由は二つあります。一つの理由は部屋の表面温度
が室温より高いから。もう一つの理由は湿度が高いからです。
無暖房住宅では室温と表面温度がほぼ一致しますので、一つ目の問題は解決します。そして二
つ目の湿度の問題に対しては、除湿できるエアコンを少し運転させることと、24時間換気をその
時だけ「第一種換気※」の運転にして外気の取り入れによる湿度の上昇を避けることで解決しま
す。この理論と技術により、微冷房で、快適な夏を過ごしていただけるのです。
   ※熱交換ユニットで強制的に給排気を行う全熱交換型の換気システム。外の風速変化にかかわらず常に
     適正な換気量を維持できる。

無暖房住宅の必須技術1
北海道並みの高気密・高断熱性能
静岡県(W地域)の次世代省エネ基準はQ値2.7以下ですが、北海道(T地域)ではQ値1.6以下の、
より高い性能が求められています。実際に北海道の家は暑さにも寒さにも強く設計されていま
す。
冬をイメージしても環境が違いすぎてピンと来ませんが、夏の暑い日(外は沼津と同じくらいの暑
さ)に北海道の家にお邪魔しますと、窓を空けているのに家の中は涼しく感じられます。これが高
断熱化の恩恵なのです。
外は沼津と同じように暑いのですから、その違いはびっくりするほど明瞭で、同じ性能の家を静
岡県に建てれば、冬でもほとんど無暖房で済むことは容易に想像できます。
注意すべき点は、遮熱や換気の技術が北海道と同じでは都合が悪いということです。

無暖房住宅の必須技術2
地熱利用24時間換気技術
現在日本に建てられる家は、法律により24時間換気が義務付けられています。家を締め切った
状態でも、外気を取り入れる仕組みです。ということは、0℃に冷えた真冬の外気も取り入れるこ
とになり、せっかく暖かい状態の室内も冷たくなってしまうのです。
そこで私たちは、基礎断熱と地熱を利用した換気技術をすべての家に標準採用しています。0℃
の外気を地熱という自然の力で熱交換し、約12〜14℃に上昇させてから室内に取り込むという
技術です。
さらに私たちの無暖房住宅では、この地熱利用に加えて、捨てる空気と取り入れる空気の間に
熱交換器を介し、室内の空気の熱を外に逃がさない仕組みを採用しています。
春や秋には熱交換器を使わずに地熱のみを利用して、真冬、梅雨時、真夏には熱交換器を機
能させて家中の温度・湿度を省エネで快適に保ちます。

無暖房住宅の必須技術3
ダブルLow-E2トリプルガラス
ダブルLow-E2トリプルガラスは三層構造の窓ガラスで、住宅先進国の高性能住宅には欠かせ
ないアイテムです。一番内側のガラスには冬対策の断熱Low-Eコーティングが、一番外側のガラ
スには夏対策の遮熱Low-Eコーティングが施され、ガラスとガラスの間にはアルゴンガスが充填
されています。つまり、断熱性能、遮熱性能、紫外線遮断率、赤外線遮断率が驚異的に高い窓
ガラスなのです。
ガラスのみならず、フレームも重要です。施工が楽だからとかコストが安いからといって、安直に
アルミサッシで済ませるのではなく、熱伝導率の低い木製サッシ、樹脂サッシを選ぶべきだと思
います。事実、北欧や北米では、このダブルLow-E2トリプルガラスを木や樹脂のフレーム納めた
サッシが一棟ごとに注文製作されています。
私たちが世界最高峰の窓をお勧めするのは、お客様の長期の使用とその性能を考えれば当たり
前のことなのです。そして、この窓であれば、大きな開口部や開放的な吹き抜けも自由に設計で
きます。美しい景色を美しいデザインの窓とともにお楽しみください。

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