穴のあいたバケツには、水はたまらないんです!

(有)中西工務店
最近ようやく住宅の熱損失の多くは「窓」だと認識が広まってきました。                中西和彦
壁や天井などの断熱を強化して行くと、益々その割合が大きくなりますが、           記 H27年1月
今回はその窓についてお話します。

日本における住宅性能表示やエコポイント等では、北海道でも窓に求められる性能の最高ランクが
熱貫流率U値=2.33W/u・Kとなっています。H25年基準のU値計算ではさらに性能の良い窓も
計算に入れて良くなりまして、やっと国も窓の性能を先進各国に追いつくようにするつもりのようです。
世界はもちろん、国内でも高い性能の窓を先進各国に見習って製造を始めましたが、建築会社や
ハウスメーカーもなかなか採用に踏み切っていません。
中西工務店では平成6年から性能の高い窓しか使っておりませんので、アルミサッシとは違う施工方法や
気遣いしなければいけない施工上の注意点等も全ての職人が理解しております。
樹脂サッシや樹脂でガラスを三層にしたサッシはもちろん、木製サッシもたくさん取り扱ってきました。
デザインの美しさだけでなく高性能な窓はあなたの生活を快適にし、しかも、お財布にも大きく貢献する
省エネな部材です。円安に負けない価格をご提示できますので、どうぞ、広い選択肢からお選びください。


何と、この基準ですと静岡県はほとんどの地域でU≦4.65と言うとんでもなく性能の低い窓でOK?
北欧諸国は、ドイツの基準を採用する国がほとんどでして、玄関ドアも窓以上に性能の高いドアを
標準としています。中西工務店がスウェーデン製のドアをお安くご提供する理由にもなります。

熱貫流率(U値)とは「熱の通りやすさ」の事でして、この値が小さいほど
熱を伝えにくく、断熱性能が良い事になります。
この辺の数値を知るだけで「なんちゃって断熱」しかしない会社を見破る事が出来ます。

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