「そもそも耐震等級3の基準とか耐震等級って何かわからない」
このようにお悩みの方は必見です。
この記事では、耐震等級と耐震等級3について詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。

□耐震等級とは何かについて

耐震等級は、住宅性能評価機関という専門機関が耐震の評価をするときの基準です。
その基準は、1〜3の3段階があり、最も厳しい基準のものが3です。
耐震力のある建築部材を利用することや間取りの耐震性、そして、精密なやり方で耐震性を測定するための基準などの項目を元に、厳密な検査が行われます。

その検査というのは、受けるにあたって費用がかかります。
耐震等級3というのがその検査を受けた中で最も高い評価を受けたものです。
この耐震等級3と認められた建造物と同じ材料を使うなどして、耐震等級3を名乗るところがあるので注意しなければなりません。

さらに、この耐震等級3というものの認定条件には、大きく二つの種類があります。
一つは、「限界耐力計算」「保有水平耐力計算」の方法を採用したものです。
これは、構造計算の種類の一つです。

もう一つは、2階建て以下の木造住宅(4号建築)の場合であっても認定を受けるためには、
構造計算が必要になります。上記の他に「許容応力度計算」といわれる計算方法が一般的です。
ここの細かい計算の仕方などが気になる方は、事前に確認することが大事です。

□耐震等級3相当の物件の注意点について

耐震等級3相当の物件の注意点について説明します。
実際のまず、耐震等級3の物件というのは、耐震等級1に対しておよそ1.5倍もの耐震性があります。
ですが、この1.5倍というのを出すときにただ耐震等級1の材料などの量を1.5倍にすればなるということではなく、しっかりとした計算を行う必要があります。

例えば、耐震等級2でも耐震等級1に比べて、耐力壁の必要量でいうと1.55倍、耐震等級3は1.86倍必要になります。(軽い屋根の場合)
実際には配置や地域によってされに必要になる場合があります。
耐震等級3相当というのは、実際に認定された評価書は無いけどそのぐらいの性能があります。と謳っているわけですが、
その根拠はしっかりと見極める必要があります。
簡単に耐震等級3と提示する会社もあるため、注意が必要です。

□まとめ

耐震等級と耐震等級3ついて詳しく解説しました。
耐震等級について、色々複雑な内容がありますが、耐震等級3の基準を評価する上でのポイントを特に押さえておくことが大事です。
注文住宅を検討している方はぜひ一度当社にご相談ください。