「注文住宅でスキップフロアを取り入れてみたい」
「スキップフロアで後悔がないようにしたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
そこで今回は、スキップフロアのメリットやデメリット、対策が必要な部分をご紹介します。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□スキップフロアのメリット・ デメリットをご紹介!

*スキップフロアのメリット

はじめに、メリットを4つご紹介します。

1つ目は、空間を有効活用できることです。
縦に空間が広がることで、間取りの自由度がより高くなります。
一定の条件を満たせば容積計算上の延べ床面積に加算されないため、土地に対して実質的な床面積を増やせます。

2つ目は、開放的で明るい空間になることです。
壁や扉ではなく段差で仕切ることで、採光の邪魔になりません。
吹き抜けとの相性も良いので、吹き抜けをお考えの方はぜひ組み合わせを検討してみてください。

3つ目は、階段下を利用して収納スペースを作れることです。
段差を利用した収納を作れます。
できるだけ収納を増やしたいという方にもおすすめです。

4つ目は、傾斜地の土地形状を生かせることです。
土地の形が傾斜になっている場合にも、スキップフロアは有効です。
地下や擁壁を作るより費用を抑えられます。

*スキップフロアのデメリット

続いて、デメリットを2つご紹介します。

1つ目は、設計・建築の難易度が高いことです。
スキップフロアは設計や建築の難易度が高く、対応できる建築会社が限定される場合があります。
建築技術も求められるため、施工する職人の質も求められます。
依頼を検討している建築会社の実績を確認しておくと良いでしょう。

2つ目は、バリアフリーでなくなることです。
段差が多く生まれる分、けがのリスクが高まります。
高齢者の方にとっては足腰へ負担がかかりますし、小さなお子さんが段差につまずいてけがする危険性もあります。

□スキップフロアで対策が必要な部分をご紹介!

最後に、スキップフロアで後悔しないために対策が必要な部分を2つご紹介します。

1つ目は、空調の管理が難しいことです。
壁や扉で仕切らないため、一般的な部屋より空間が広いです。
そのため、冷暖房の効きが悪い可能性があります。
断熱性を高めた上でスキップフロアに合わせた空調設備を整える必要があります。

2つ目は、掃除が大変なことです。
高低差があることから、掃除機の持ち運びが大変だったり、お掃除ロボットが使えなかったりします。
また、段差によって角も増えます。
そのため、掃除に手間がかかります。

□まとめ

本記事では、スキップフロアのメリットやデメリット、対策が必要な部分をご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。