2021.8.31

現場のチェックの注意点

神奈川県開成町S様邸新築工事
基礎コンクリート打設

今日は、天気予報とにらめっこしながら基礎のコンクリート工事を実施しました。

昨日までは真夏の様な晴天が続き、職人さんたちもへばっておりました。
今日は一転怪しい天気予報でしたが、何とか一日雨も降らずにコンクリート打ちが完了しました。

当社は、コンクリートの打ち継ぎの無い、ベタ基礎一体打ちを基本としております。同じベタ基礎でも、耐圧盤と立上りのコンクリート打ちを2度打ちする従来の打設方法に対し、雨水の進入や、シロアリの通り道になりやすい「打ち継ぎ部」の無いのが一体打ち工法の特徴です。

それゆえ現場管理者は、通常のチェックに加え以下の注意が重要になります。

◆コンクリート強度への注意と当日のチェック
◆コーナー部分のコンクリートの均一性(ジャンカ(隙間)が無いか)
◆立上り部のコンクリートの沈み(タレ)に対する注意
◆打設時のアンカーボルト、ホールダウン金物のズレへの注意
◆打設するコンクリート圧送業者さんへの的確な指示

等注意する点が多く、専用の金物も必要な為、やりたがらない基礎業者さんの多い工法です。

当社では、20年以上前から基礎外断熱工法を採用しており、特にシロアリの進入には、何重もの対策を施しております。その中でも「基礎一体打ち工法」はシロアリ対策の重要な要素です。

当社では、我々の施工が面倒でも、住む方が長期間安心な工法を進めていきたいと常々考えております。