どんな家でも、住み続ければいつかは修繕が必要になります。
しかし、日々のメンテナンスによって家の状態を長持ちさせられます。
そこで今回は、家を長持ちさせるための方法についてご紹介します。

□家を長持ちさせるためのメンテナンス法とは?

家を長持ちさせるための方法の1つ目は、メンテナンスの計画を立てることです。
特に、一戸建てはマンションとは違い、建物を管理する人がいない場合がほとんどなので自身で長期的な修繕計画を立てる必要があります。
建物の外観は、年数と共に劣化していきます。

「何年たったら外壁を修繕しよう」
「屋根の修繕は何年後を目安にしよう」
このように、おおよその目安をつけて計画を立てておくことで、直前になって予算の準備を急ぐ必要が無くなります。

2つ目は、定期的にメンテナンスをすることです。
新築の場合、1か月、6か月、1年、2年ごとに定期点検がありますが、これ以降行われることは減る傾向にあります。
2年目以降は有償になるケースが多いので、頻繁にするのは億劫かもしれませんが、急な劣化や異常が見つかる場合があるので、年に1回ペースほどでしておいた方が良いでしょう。

3つ目は、はやめに修理をすることです。
例えば、外壁が剥がれている箇所があることがわかっているのに放置されているケースがありますが、劣化箇所を放置するのは非常に危険です。
小さな箇所でも、放置すればその部分からさらに劣化が進み、最初よりも大掛かりな修理が必要になる場合もあります。

傷口から雨が入り込んでしまうと、雨漏りの原因になったり、他の部分の傷みの原因になったりもします。
そのため、損害がひどくなる前に早めに修理しましょう。

□メンテナンスが必要になる兆候とは?

メンテナンスが必要な理由はおわかりいただけたかと思いますが、いざ実際に何を根拠にしてメンテナンスをするのか気になりますよね。
そこで、メンテナンスが必要な劣化の兆候をいくつかご紹介します。

*チョーキング現象

チョーキング現象とは、塗装面の劣化が原因で起こるもので、外壁に触れた際に手に白い粉がつく現象です。
こちらの現象が起こると、防水性が落ちている証拠なので、外壁塗装をすることをおすすめします。

*外壁のひび割れ

外壁のひび割れは、発見次第すぐに修理することをおすすめします。
放置してひび割れが深くなってしまうと、そこから雨が入りさらに悪化する原因になります。
それでも放置していると、建物自体の安全性に関わってくるのでできるだけ早めに修理しましょう。

□まとめ

家を長持ちさせるためのポイントについて紹介しました。
メンテナンスをしていない方は、ぜひ参考にしてみてください。