Me住宅2026(Mみらい・eエコ)

2025年11月29日  谷口 怜

お打合わせを進めるなかで、一番大事でドキドキする予算(お金)の話です。

来年、2026年の住宅に関わる補助金制度が発表されました。
当社ではほぼ100%お宅で補助金の活用をしていますが、国の補助金制度はこの時期の補正予算によって例年決定されます。
ということで今回は来年の補助金制度についてご案内します。

制度名は

「みらいえこ住宅2026事業」

略称「Me住宅2026」となるようです。Me=みらいエコ ということだそうです。

新築に関わるところでは、最大110万円(寒冷地は125万円)となります。
概要は以下の通りです。

2026年 新築補助金概要

「GX志向型住宅」に求められる仕様

補助金の最大額が受けられる「GX志向型住宅」ですが、その要件をまとめると次のようになります。。

  • 断熱等級6以上
  • 太陽光など再エネを除いた一次エネルギー消費量の削減率35%(等級8)以上
  • 太陽光など再エネを含めた一次エネルギー消費量の削減率100%以上
  • HEMSの設置

これらを証明するために「BELS評価書」という建物の省エネ性能などを評価、表示する審査をうける必要があります。

当社では、省エネ性能に関わる部分は、標準的な仕様でクリアしています。それに加えてHEMSの設置をすれば「GX志向型住宅」になります。

HEMS(Home Energy Management System)はお家の電力使用量を見える化、または制御できる機器のことで、ランニングコストを抑えることができるといわれています。
補助金を受けるためには指定の水準のHEMSを設置する必要があるので注意が必要です。

補助金を受けるためには余裕をもって計画を

「GX志向型住宅」や「長期優良住宅」を取得して補助金を受けるには、余裕を持った計画が必要です。これらを達成するためには、確認申請、着工より前に評価書を取得する必要があります。

省エネ機器の決定→計算、評価書の作成→審査
の流れを経てから確認申請、着工となりますが、通常お打合わせや、書類作成、審査までに多くの時間(通常 2~3カ月)が必要になります。ゆっくり決めていたら「補助金の申請期間が過ぎていた」「補助金の予算が上限に達して貰えなかった」ということになりますので注意が必要です。

2025年の実績ですと7月中旬には補助金上限に達していました。
逆算すると2026年3月には建築会社を決めて打合せをスタートしていないと補助金を受け取れる可能性がぐっと下がります。ぜひ余裕を持ったご計画をお勧めします。

スケジュールに無理があるようでしたら、補助金額は減ってしまいますが、「長期優良住宅」や「ZEH水準住宅」の方を狙っていくと、予算に余裕があるので補助金取得ができると思います。

2026リフォーム補助金概要

リフォームは補助金が大幅拡充

2026年のリフォーム補助金は大幅に拡充されるようです。
条件など詳細はこれから発表されていくとおもいますが、中古物件を大きく断熱強化するリフォーム、リノベーションするような方には、とても良い内容になりそうです。

昔のように親方が弟子をとり、親方が弟子の生活や給与の面倒をみるという徒弟制度は崩壊してずいぶん経ちます。

これから長く住もうと、築30年以上の実家の改修や、中古物件を購入してリノベーションして新生活をスタートするような方にはとても良い内容になりそうです。

ただし、中古物件を購入してリフォームする場合は順番に注意が必要です。

詳細が発表されていないので、発表され次第確認が必要ですが補助金申請には悪用を防ぐために順序や必要な書類が厳格に決めれています。そのタイミングでした発行できないような書類や写真撮影などを逃したり、忘れたりしてしまうと補助金が取得できなくなります。

窓リノベ、高効率給湯器への補助金は継続

窓リノベと高効率給湯器への交換については予算規模が少し減らして継続となりました。

窓リノベは最大200万円→100万円 に補助金の最大額は減額となりましたが引き続き継続。個人だけではなく法人での申請も可能です。

工事に関する補助金は共通して工事中の写真や書類作成など、建築会社の協力が無いとまず受けることができません。担当になった建築会社のスタッフに早めにしっかりとその旨を伝えておきましょう。

2025年11月29日  谷口 怜