近年、高気密高断熱の家が人気です。
今回はそんな高気密高断熱の家について紹介していきます。

□高気密高断熱の家のメリットとデメリット

メリットは以下のことが挙げられます。

1つ目は1年中快適に過ごせることです。
高気密高断熱の家は外気の影響を受けにくく、エアコンが効きやすいです。
一度快適な空間になれば、その空間を保てます。
季節に関わらず快適に過ごせることが特徴です。

2つ目はヒートショックの危険性が低いことです。
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が乱高下したり脈拍が変動したりする現象のことです。
このヒートショックは命を落とす危険性もあるものです。
ヒートショックの例として多いのが、リビングとトイレや脱衣所との温度差によって発生しているケースです。

高気密高断熱の家は室内の温度差を少なくできます。
温度差が少ないことで室内でのヒートショックを回避できます。

3つ目は光熱費が削減できることです。
高気密高断熱の家はエアコンの効きを良くし、設定した気温を保つことができます。
むやみにエアコンを使う必要がないため、光熱費を抑えられます。

4つ目は防音効果が高いことです。
防音性能が高いことも高気密高断熱の家の特徴です。
小さい子どもがいたり、ペットを飼っていたりする家庭や静かに生活したいという人には大きなメリットとなるでしょう。

デメリットは以下のことが挙げられます。

1つ目は建設コストがかかることです。
高気密高断熱の家は通常の家よりも建設コストがかかります。
長期的に考えると月々の光熱費を削減できるため、お得だと考えることもできます。

2つ目は過乾燥になりやすいことです。
高気密高断熱の家は乾燥しやすいです。
乾燥しやすいことは室内でも洗濯物が乾きやすいなどのメリットもありますが、乾燥しすぎるとウイルス感染しやすくなるなどのデメリットもあります。
加湿器をうまく使ったり、洗濯物をできるだけ室内で乾かすなどすれば過乾燥を防げます。

□床暖房と体感温度

高気密高断熱の家で床暖房を採用すると床の温度が室内の温度よりも高くなり、室内の温度が低いままでも快適な体感温度を得られます。
床暖房は初期費用がかかるというデメリットもありますが、より快適に過ごせることは間違いありません。

□まとめ

今回は高気密高断熱の家について紹介しました。
家をつくる前にしっかりメリットとデメリットを把握しておきましょう。
住まいについては当社にご相談ください。